瀬長島はこんなところにあります。滑走路近っ。普通にクルマで来られる場所なので、那覇空港の数少ない撮影ポイントの一つに。で、瀬長島ホテルはこういうロケーションに建ってます。
この写真は那覇空港国内線ターミナルビルの搭乗待合室から撮影したもの。滑走路を挟んで向こう側に見えるのが瀬長島ホテル。那覇空港側を向いた部屋と、その反対側にも部屋があるので予約時はエアポートビューと書かれている部屋を予約しないと空港は見られません(反対側の方がお高い部屋らしい)。
国内の飛行場がよく見えるホテルのほとんどが、客室から窓ガラスごしでしか見られないのですが、ここはベランダに出られるようになっているのが特徴。写真撮影にはもってこいです。
ホテルの建物が空港に対して正対しているため、RWY36の場合は右手の建物の陰から着陸機が現れる形。それでも、若干ではありますが那覇の街並みをバックに降りてくる機体を撮影できますし、離陸待ちの機体がすぐそばまでやってきます。トラフィックが多いので見ていて飽きません。
RWY18での運用だとこちら側に離陸してくるかたち。実際に見ていないので分かりませんが、那覇便は時期によっては空席がないことも珍しくなく、また燃料も多く積むためか、滑走路を長く使って離陸することが多い気がします。大型機が運航される頻度も高いので、こちらも期待できそうです。
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こんな感じで、決して広くはないのですがテーブルとイスも用意されていて、ゆっくりくつろぎながらヒコーキのエンジン音を堪能することができます。隣の部屋のベランダとは厚めの壁で隔てられていますが、 おそらく音は筒抜けになると思われるのでシャッター音とかエアバンドの音はちょっと気になるかもしれませんね。
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今回泊まった部屋はツイン。リゾートホテルとしては十分な広さで、ベランダに出入りする窓際にはソファとテーブル。ここにパソコンやらカメラやらを広げることになりましたが、近くにコンセントがなかったのがちょっと不便。とはいえ、ソファに寝っ転がりながらFlightradar24などをチェックしつつ、気が向いたらベランダに出て撮影するなんて、なんという贅沢でしょう。
飛行場に近いホテルで撮影をする場合、たいていチェックイン開始すぐに部屋に入って、チェックアウトギリギリまで籠城するのですが、そうなると困るのが食事。夜になってトラフィックが少なくなり、写真も撮れなくなったらコンビニに行く、というのがクルマがないと立地上難しく、また館内には夜にふらっと一人で入れるようなレストランもありません。弁当や飲み物を多めに買ってから現地に行くのがオススメ。リゾートホテルなので、ちょっと気が引けるところではありますが…。
正直、宿泊料金は普通のホテルに比べると高いですが、リゾートホテルであることと、この立地を考えれば妥当かなというところ。ホテルの周辺は公園のように整備されていて誰でも自由に入ることができるので、宿泊しなくても似たようなアングルからの撮影は可能ですが、夏場の撮影でも日陰と冷房が確保できるのは大きなメリットといえるでしょう。
琉球温泉 瀬長島ホテル