以前のエントリでも書いたように、
種子島空港は定期便が一日3往復。一番大きな機体がこのDHC-8-Q400です。
中種子町の中心部にあった旧空港から移転、滑走路が長くなったことで
ジェット機の就航も可能になったのですが、通常飛んでくるのはプロペラ機。年末年始と夏休みには伊丹便が1往復運航されますが、こちらもやはりDHC-8-Q400が使用されるんだそうです。
現在の
種子島空港が建設された記念碑が空港北西側に立てられています。ここがちょっとした広場になっており、飛行機見物をする人は
展望デッキよりもこちらに来ることの方が多いようです。展望所とか展望広場などと言われていますが、正式名称がよくわかりません。
ターミナルビル(上の写真の右上の建物)から出て左に進み、管制塔の前を通るとこの階段があります。これを登ればすぐに広場に出ます。
クルマで入ることも可能。空港を出て
西之表方面に少し進むと
トヨタレンタカーの営業所があり、この手前を左に曲がるとものの30秒ほどで到着します。砂利道ですが荒れている訳ではなく、レンタカーで進入しても心配することはありません。
ここからだと、エプロンを横から見ることができます。この写真を撮影したときはちょうど
FDAのチャーター便が出発するところで、地元のおじいちゃん達がこぞって軽トラでこの展望所に集まってきていました。
手前の白い機体は
元朝日新聞社所有で現在は岡山航空のJA001A。以前のロケット打ち上げで
JAXAの天候調査に使用されていたという情報もあるので、今回もそのミッションのため来ていたのかもしれません。天候が悪化して打ち上げ延期が決まった翌日には
岡南飛行場に戻って行きました。このほかにも、空撮ミッション用と思われる西日本空輸のJA012Wの姿もありました。
撮影した時点では
種子島RDOで運用されていましたが、2016年3月1日から
種子島REMOTEに変更されています(周波数は変更なし)。管制塔下のアンテナから送信されているので、この場所ならイヤと言うほどクリアに受信できます。福岡ACC南九州西セクターの送信もここで行われているっぽく、こちらもクリアに聞こえました。
腰ぐらいまでの柵があるだけなので、写真を撮るのに差し支えるものはなにもなく、環境としては悪くない場所。滑走路までの距離は展望デッキよりちょっとだけ近いのですが大差はありません。400mほどなのですが機体が小さいので望遠は必要で、一番上の角度でレンズは560mmで撮影しています。
RWY13での離陸。滑走路端でぐるっと方向転換するところもなんとか見えますが、560mmでこの大きさ。もうちょっと空が焼けていてくれれば絵になったかもしれません。