タイトル未定

飛行場が大好きなおっさんがなにか書いてます。たいてい何か食べたり吞んだりしてます。

窓越し撮影に効果絶大な忍者レフはヒコーキ撮影の必需品

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ガラス越しの撮影は解像感が落ちたり発色が悪くなったり反射が気になることもあるのでできれば避けたいところ。それでも撮りたくなるような場所が空港によってはあったりもします。冒頭の写真は那覇空港のターミナルビルで、こんな角度からヒコーキが見られるのは国内ではおそらくここだけですが、残念ながらガラス越し。

 

夜になると特に室内や自分の反射が気になりますが、日中の撮影もよく見ると照明が写り込んでいたりするので、注意しながら撮影してます。できるだけ黒っぽい服を着ているのも、自分自身が目立たないようにするとともに服の反射を防止するという意味もあります。

こんなときに便利なアイテムが「忍者レフ」。宮崎でアイディア商品を多数発売しているカメラ店の製品ですが、Amazonやヨドバシなどでも販売されてます。

 

忍者レフ

忍者レフ

 
忍者レフ ミニ

忍者レフ ミニ

 
忍者レフ787

忍者レフ787

 

 サイズの展開は3種類。私が使用しているのはいちばん小さいミニ。いちばん大きい787はその名の通りボーイング787の窓に合わせてつくられたものだそう。

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折りたたみのレフ板とか、コンパクトにたためるポップアップテントなんかと同じように、2回ひねると小さくまとめられる構造。たたんだときは手のひらサイズで

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開くとこのサイズ。ミニは公称値で直径35cm。中心に穴が空いていてここからレンズを出すのですが、さまざまな口径のレンズに合わせられるよう、柔らかい布が付けられていて絞れます。フィルター径が105mmのシグ60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSMがギリギリ入る大きさなので、よっぽど大口径のレンズでない限り使用できるはずです。

反射を防ぐときはこちらを前にしますが

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反対側は白になっています。小物撮影時に手前の影に光を当てるためのレフ板としても使用可能。

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さて、ところ変わって新千歳空港。展望デッキは12〜3月は閉鎖されてしまいます。オープンしている期間でも、以前は18時にクローズとなるため夜景撮影ができないというう残念な場所でした(現在は20時までオープンしてます)。

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展望デッキのひとつ下のフロアはフードコートで、ここからもガラス越しながらエプロンや滑走路を眺めることが可能で、撮影もここからすることになります。

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カラスに対して直角にレンズを当てると、忍者レフを使わずともそれほど反射の影響なく撮影することはできます。レンズフードを外してガラスに密着させるのがポイント。

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ちょっと斜めにすると、当然のことながらフードコートがバッチリ反射してきます。角度によっては手で覆ったりして撮影することもできるんですが、思ったより広範囲を覆わないと反射を消すことができない場合もあります。この角度の場合、右手はカメラを持つために塞がってる形ですから、手で覆うにもちょっと姿勢が厳しくなります。

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ここで忍者レフ登場。こういう感じで使いますが、裏面が白くなっているがゆえにけっこう目立ちます。両面黒ならさほど目立たないんじゃないかとも思うのですが、そうなると使い道が限定されてしまうので致し方ないところ。まわりの目を気にしない強い気持ちで。

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目立つかどうかは別にして、反射は見事に抑えられてます。忍者レフミニの直径35cmでたいていの反射は防げるのですが、広角レンズを使ったときや二重ガラスなどでレンズとガラスの距離が空いているようなときには大きなサイズの忍者レフが必要になるかも。航空機内から窓越しに外を撮るような場合は、サンシェードを併用することでこのサイズでもなんとかいけそうですが、冒頭でも述べたボーイング787の場合は窓が大きくてサンシェードがないということもあり、専用忍者レフを使わないとダメみたいです。

さほど大きくないのでバッグにひとつ忍ばせておくといざという時便利です。忍者レフだけに…。