低い柵しかなかった展望デッキに、高いフェンスを追加する工事を行っているところが全国各地で見られますが、南紀白浜空港の展望デッキもそんな場所のひとつです。
おそらく、奥の手すりがもともとあったもので、手前のフェンスがあとで追加されたもの。ところどころにカメラのレンズを入れられる穴が空いていて、滑走路上のヒコーキであれば問題なく撮影はできそうです。しかし、スポットに入っているヒコーキはもともとあったとみられる手すりがかぶってよく見えません。
空港のすぐ隣に、もっといい条件でヒコーキが見られる公園があります。
地図で黄色く塗った部分がその公園。ターミナルビル前の道路を出た直後に左に折れて、ほぼ1車線の細道をずいずい上っていくと、ものの1分ほどで到着。
きれいに整備されている、広々とした公園。駐車場も32台分(Google Earthで見て数えました)あり、特別なことでもない限り埋まることはなさそうな気がします。空港灯台が近くに見えるのもちょっと新鮮です。
ターミナルビルの展望デッキ(写真の左端)よりもやや高く、エプロンを見下ろすような形。滑走路端の向こうには少しだけですが海も見えます。
真下には和歌山県防災航空隊の格納庫。滑走路を挟んで向こうに見えるのがアドベンチャーワールド。
電柱がややかぶりますが、反対側の滑走路端まで見渡すことができます。着陸はちょっと遠いかもしれませんが、離陸はいい形で撮れそうな雰囲気。
ここで1回ぐらい離陸か着陸を撮りたいと思っていたのですが、なにせ一日3往復しかなく、そのうち最終便は日没後の時間帯。タイミングが合わず今回はカラの空港だけ撮ってターミナルビルに戻りました。