飛行場放浪記

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羽田空港のレアな離陸ルート、ハミングバードディパーチャー。機窓からは何が見える?

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 羽田空港の離陸ルート(SID:標準計器出発方式)にはさまざまなものがありますが、なかでも異色なのがこのハミングバードディパーチャー。午前7時から9時の間(実際にはもっと短い)に、ジェット機のうち許可された定期便のみに認められるもので、上の図をみてもわかるように大田区の上空を旋回しながら上昇していきます。



 対象便で機体の左側となるA列の席を確保すると、羽田空港を上空から長時間見ることができるという、ほかの離陸ルートでは経験できない光景が見られるのです。


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 先日南紀白浜空港に行った便も、このハミングバードディパーチャーの対象便でしたが、あいにくほぼ満席だったためA側を確保できず、右側となるK側。しかも窓の大きさがやや小さめなエンブラエルで、かつ翼の上。無念です。

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 ハミングバードディパーチャーの飛行ルートはこんな感じ。当日、乗ったヒコーキのFlightradar24のログなのですが、MIURAポイントよりもしばらく直進させられているっぽく見えます。他の日の同路線のログを見たら、もっと早く右旋回している時もありました。


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 南紀白浜行きのJL213便は沖止めスポットからスタート。たしか19列目あたりだったと記憶しているのですが、主翼がさほど大きくないこともあって、下方の視界がものすごくさえぎられているという感じではありません。窓がえらく汚れていて、もやーっとなってます。

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 A滑走路に入る手前でけっこう待たされたので、着陸機待ちかと思ったらILSがらみの機器の点検かなにかで滑走路への進入許可が出ない状態だったみたい。そういえば、タキシング中にILS局舎屋上で作業をしている人の姿がみえてました。

 ほどなくして離陸。朝の羽田空港のエプロンはせわしない感じで絵になります。ハミングバードディパーチャーの場合、A側だと国際線ターミナルビルが見えますが、K側だと第一ターミナルビル側がよく見えます。機窓の景色には主翼が入っているほうが好きなので、コレはコレでアリです。

 この直後、機体は左旋回をはじめるので、K側は空ばかりが見える時間帯となります。

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 北西向きに離陸して左旋回でほぼ180度まわり、南東向きとなった機体は、すぐに右旋回で真南にちかい方向へと針路を取ります。真下に見えるのは川崎駅の南側のまちなみ。Flightradar24のログではたいした右旋回をしているようには見えないのですが、けっこうなバンク角をとっているように感じます。

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  水平になったら眼下にはベイブリッジとみなとみらいと富士山。上空には月。

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  MIURAポイントの先で大きく右旋回したので、三浦半島の形がよく見えます。

 
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 富士山との距離は近くはないものの、冠雪しているおかげで形がよく見えました。やっぱり、ヒコーキから富士山が見えるとテンションがあがりますね。

 羽田空港を空から見るだけならA側の席のほうが楽しいのは確かですが、K側もなかなか景色がよろしゅうございました。