カレーは飲み物。どうもこんにちは、飛行場放浪記のホシです。
世の中には、お金を払っても食べられないカレーってもんがあるんですね。羽田と成田の国際線ラウンジで提供されているというカレー。このご時世海外に行くこともないですし、そもそもわたくし、内弁慶でして海外はちょっと…。
そのカレーが数量限定だか期間限定だか、とにかく限定で販売されているというネットニュースを夜に酒を呑みながら見つけてしまい、ついつい衝動ポチりしてしまったのです。JALのネットショップとともにマイル交換でも受け付けていて、出かける機会が激減して溜まる一方のマイルを使おうと思ったのにカード払いにしてしまったのはちょっとした失敗でした…。
なにより心引かれたのは、よくありがちな「名店の味をレトルトパックに」みたいなのではなく、ラウンジで提供されているそのものが届くというところ。業務用のもの好きにはたまりません。
宅急便の冷凍で、こんな無骨な感じで届きます。再利用しやすそうなダンボール箱。
ぱかっと箱を開けると、JALラウンジ関係者のみなさんからのおたよりと調理方法、原材料名など書かれた紙が。
その下にはどーんと冷凍されたカレーが。1kgの袋が2つ。一般的なレトルトカレーだと5食分あります。
冷蔵庫で24時間、もしくは流水で1時間かけて解凍すると書いてあります。「このまま湯煎すればいいじゃん」って思ったのですが、この袋が耐熱ではないようで、湯煎しないでと紙に書いてありました。
柔らかくなってから鍋に移し、火にかけて脂とそれ以外とで分離しているものを乳化(?)させれば出来上がり。
一言でいうとコクのかたまり。辛さは控えめで最後に来るのが上品な感じ。そしてゴロゴロした牛肉という表現がウソじゃないぐらいの大きさで、これだけカレー味が付いても負けないぐらいしっかりとした肉と牛の脂の旨味を感じるという、ああ高級なカレー食べてるなあと思えるものでした。これが国際線ラウンジに行けばタダで(チケット代はかかりますけど)食べられるなんて…。あっという間に2kgなくなっちゃいました。
すでに申し込み受付を終了してしまいましたが、機会があればぜひまた食べたい味でございました。