ワイナリーというと、ぶどう畑のまんなかにある古めかしい建物の中にあるというイメージ。大泉洋さん主演のこの映画の雰囲気がまさに、という感じです。
ワイナリーとか日本酒の酒蔵とか、特に醸造酒を作っているところに行くとテンションが上がります。建物全体にお酒の香りがして吞んでる気分になるというのもありますが、でかいタンクとか周りにある器具とか、そういうのが好きなんです。
で、リニューアル中の伊丹空港にワイナリーができたというのでぜひ行ってみたかったものの、しばらく混んでいたりお酒が飲めないタイミングだったりしてお店に入れずということが続き、先日ようやく入店してきました。その名も大阪エアポートワイナリー。世界唯一の空港ワイナリーだそうです。
さして混んでない時間帯でしたが、一人だったのでカウンター席を指定されました。普通の店なら「テーブル席でもいいじゃん」と思ってしまうところですが、席の先にタンクが並んでいるというロケーションなのでむしろカウンターでOK。
香りこそただよっては来ませんが、中で男性がなにがしかの作業をやっていて、そんな姿を見ながらお酒を飲めるなんて最高です。
で、何を飲んだらいいか分からないので3種のタップワインと3種のマリアージュを発注。それが冒頭の写真です。
3種ってどうやって選べばいいのかと思っていたら、すでにお店の方で決められたものが出てきて、3種のおつまみはそれぞれのワインに合うもの。だからマリアージュというみたいです。
このときの3種のうち、これが大阪空港ワイナリーで醸造されたもの。長野産のコンコード荒濾過。一口飲んでみるとおお確かに荒濾過、なんか元気がいい感じのするワインでした。
目の前にはワインができるまで、みたいなのが掲示されているのですが、エクセルかなにかで作ったようなイラストが逆に味があっていいですね。プレス機のなにがぐるぐる回って果汁がどう落ちてくるのか全く分かりませんけど(笑)。