2017年3月にオープンした、松山空港の「CHEF’S KITCHEN」。以前はフルサービスのレストランだったスペースが、フードコートスタイルに改装されました。
ありがちな空港のフルサービスレストランから、カフェっぽい雰囲気もあるおしゃれな感じになりました。テーブル席のほかにカウンター席も十分あり、一人で行っても気軽に使えます。
カウンターにはAC100VのコンセントとUSB端子がちゃんとあるのもありがたいところ。2席に1ヶ所ぐらいの割合である感じなので、座ったはいいけど端子が遠くて使えないなんてことも少なそうです。
生ビールは、1杯目はカウンターで発注しないといけないのですが、おかわりはカウンターまでいかずとも自分で注ぐことができるのはちょっとユニーク? 空港のラウンジとかによくあるマシンが置いてありました。
愛媛県の名物といえば鯛めしで、以前には松山空港にある鯛めし専門店も記事にしましたが、こちらでは鯛めしとともに鯛塩ラーメンが人気だというので、朝イチの飛行機で着いた足でここに行ったらまだグランドメニューの提供が始まっておらず、10時半からだとのこと。用を済ませて夕方あらためて伺いました。
鯛の身が一かけ入っているとやっぱり豪華に見えます。スープは塩が強めに感じましたが、それ以上に鯛から出た旨味がものすごいです。細めの麺でしたがしっかりと絡みついてきます。写真を見てもわかるように、ごはんがありますがこれはだたのラーメンライスではありません。雑炊風にして最後に食べるためのもの。プラス100円でごはんと薬味が付いてきます。
付いてきたいただき方の説明書に従い、スープと鯛の身を半分ぐらい残して(スープはちょっと残しすぎました)麺を食べ終わったあとでごはん投入。
鯛の身を崩して混ぜ合わせ、薬味を載せて完成です。スープを残しすぎた影響で、ややびしゃびしゃな感じになっちゃいまいた。レンゲですくってワサビをちょこっと載せていただくというのがお店提案の方法。塩味と旨味が強いのでごはんと合わさっても味がぼんやりしません。食べ進めるうちにちょっと味を変えたくなったので、柑橘系の調味料みたいなのがあればなおよかったんじゃないなかとは思いますが、最後まで美味しくいただきました。