新千歳空港でいつも列ができているところというと、えびそばの一幻、焼きたてチーズタルトが人気のきのとや、そして空港限定びえいのコーンパンを販売しているJAびえいの美瑛選果あたりが印象に残ります(あ、あと手荷物を預けるカウンターはいつも長蛇の列ができてますが)。
人が並んでいるところにいくのが苦手な私、えびそばの一幻などは時間帯を選べばさほど混まずに食べられることもあるので、そういう時を狙って行くのですが、スイートコーンの甘みと水分で作られるというびえいのコーンパンだけはいつ行っても並んでます。並んでないなーと思ったらもう終売だったり。
午前中の早い時間帯ならさほど長い列にならず、時期によっては並ばずに買えるという話を聞いたので、朝から行ってみました。月曜とはいえ北海道観光のハイシーズンに突入した7月下旬、並ばずに買うのはさすがに無理なのは予想できてましたが。
午前9時すぎに到着してみたら、つぎの焼き上がりまで50分ぐらい。待機列は形成されていないので、ほかのショップをブラブラとして試食などいただきつつ過ごします。
9時半ごろを過ぎたところで急に他機列が伸び始めたのであわてて並びます。並んで数分で販売数を確認するためのカードが配布されはじめ、販売個数を超えた時点で列が切られます。ああ、あぶなかった。
このカード、販売整理券ではないので、並び続けなければ買えません。配布が終わって、予定の時間よりやや早く9時50分ごろから販売がスタートしたような気がします。
焼き上がったそばから店員さんが箱に詰めて紙袋に入れてくれますが、あまりにテキパキ過ぎて箱の蓋が閉まってないよ、と思ったら「フタは30分ぐらい経ってから閉めてくださいね」とのこと。まだあたたかいからなんだと思いますが、焼きたてパンのすごくいい匂いが漂ってきます。
握りこぶしよりもやや大きいぐらいのパンを割ってみるとこぼれんばかり、というかこぼれてしまうほどのとうもろこしの粒が。菓子パンのような味付けはないのですが、素材の味が生きていてぱくぱく食べられます。パンの生地もモチモチしてて普通のパンとはちょっと違う特別な感じ。たしかに美味しいです。店頭にあった牛乳といっしょでもいいし、クリームシチューとかと食べると合いそうですが、この暑さではちょっとシチューを作るはしんどいのでやめました。
家族にも好評でしたが、さすがに2箱はちょっと多かったようで、ご近所さんへのおみやげになりました。