先日まで北海道をフラフラしていたのですが、最大のミッションは航空自衛隊千歳基地航空祭で政府専用機2機並びを撮ることとでしたが、裏ミッションは女満別空港でヒマワリと飛行機を絡めた写真を撮ること。2年ぶり3回目の女満別です。これを撮りに行きたいというと某誌の編集長にマジ笑いされます。意味が分かりません。
そんな話はいずれどこかでするとして、今回は松本空港の話です。
IFRをキャンセルして降りてきたFDA機。いつもなら取付誘導路の手前で十分減速してそのまま駐機場に入るのですが、勢い余って反対のエンドまで行って帰ってきました。木と木の間にぴっちり入れるつもりだったんですが…。
空港の周囲ほとんどのエリアが信州スカイパークという公園などになっている松本空港。本業の職場(?)であるアルウィンもその中に含まれてます。公園なんだから、夏はどっかいい場所にヒマワリ植えてくれたら女満別まで行かなくてもいい感じの写真が撮れるのでは?と思っていたのですが、TOYBOXさん(公園の指定管理者)はやってくれてました。
滑走路を挟んでちょうどターミナルビルの反対側のあたり。滑走路の西側に女満別に比べれば面積でいうともう何十分の一ぐらいの規模ではありますが、いい感じにヒマワリが密集してくれてます。
ただ、花を咲かせると基本的に東を向いたままになるというヒマワリの習性があるので…
ヒコーキを絡めようと思うと花はみんな裏側になってしまいます。これはこれでおもしろいんですが、できればみんなこっち向いて欲しいところです。
もう一ヶ所、ヒマワリを植えてくれているところがあります。
滑走路南端のあたりの広場。ここに先ほどのところよりは大きく育つ品種(だと思う)のヒマワリが植えてあります。行った時はもうほとんどの花が下を向いてしまっていて、もう旬は過ぎちゃったという感じでした。南北方向にある滑走路と絡めようと思うとどうしても東を向いている花は横顔になってしまいますが、R/W36での着陸なら上空を通過するヒコーキとヒマワリとか、大胆な構図もいけそうです。
東を向く習性が、とかいいつつ、中にはこんなに自由なヤツらもいたりするんですが(東は写真の右手方向)。
滑走路南端のヒマワリは、帯状の花壇部分に植えられているため、女満別のような群生とは若干雰囲気が違います。それはそれで、撮り方を考えれば女満別とはまた違った写真となる可能性があるというもの。ヒマワリに限らず、信州スカイパークは季節ごとにさまざまな花を育ててくれていて、かつFDAはいろんな色のヒコーキがあるため、その組合せを楽しむのもアリ。便数は少ないですが楽しい空港です。