飛行場放浪記

飛行場が大好きなおっさんがなにか書いてます。たいてい何か食べたり吞んだりしてます。

庶民的カレースタンドが改装して高級カレーうどん店になってた

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 飛行機に乗るために羽田空港に向かっていたら、スマホに「大韓航空機から煙」という時事通信の速報。第2ターミナルビルに現着したころはビル内ものんびりモードだったのですが、滑走路が閉鎖になり欠航が決まる便が増えるとものすごい人であふれかえってました。かくいう私がのる便も欠航が決まり、いそぎ次の便を予約したものの飛ぶかどうかも分からないし、時間もたっぷりあります。写真を撮っててお昼ごはん食べるのをすっかり忘れていたので、腹ごしらえすることにしました。

 羽田空港第1ターミナルビルから出発する時にはたいてい、南ウィング出発ロビーにある「チャオ」でカレーを食べてました。ここのカレーが好きというよりは、置いてあったカレーホット(洋風ラー油みたいな感じのもの)が大好きで、これをドバッとかけて食べるのです。



 チャオが閉店し、しばらく改装に入っていて何ができるかとおもったらカレーうどんやさん。チャオの系列のカレーうどん業態なのかと思ったら、内装にあのチープさのかけらもありません。北ウイングに2014年7月にオープンした「Hitoshinaya」と内装設計された方が一緒、料理の監修・指導を現代の名工である長島博さんが担当されているのも同じです。

 メニューは3種類。カレーうどんとトマトカレーうどん、そしてこの2種類が味わえるハーフアンドハーフ。なので厳密にはメニューは2種類というべきなのかもしれません。お店が提案する食べ方は1・まずはそのまま、2・ごはんを浸してうどんとは違った食感を、3・和出汁をくわえてまろやかに、とのこと。ダシの香りも強いのですが、スパイシーさもしっかりとあるお汁にあっつあつのうどんが入ってます。トマトカレーうどんの方がさらにダシの香りが強いように感じられますが、キーマカレーのような雰囲気も。ごはんにも合うし、ダシをいれるとまた味が変わって最後まで美味しくいただけました。

 控えめなボリュームで1400円というのがちょっと高いかなという気もしますが、しっかりと手がかけられているのが感じられるおいしいカレーうどんでした。

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