リーズナブルな価格で揚げたての天ぷらがいただける「ひらお」。昼飯時だけじゃなく、土日なんかだと一日中行列ができているようで、空港周辺ではいちばんの人気店といってもいいかもしれません。
食べるのに夢中でロクでもない写真しかないのですが、着席するとこんな感じのバットがおかれて、カウンター席の向こうで食券にしたがってじゃんじゃん揚げたのが次々とやってきます。揚げ置きはありませんので、口の中にやけどを作りながら食べるのです。
ひらおの魅力と言えば天ぷらはもちろんですが、こちらの塩辛も欠かせません。さっぱりした味でいくらでも食べられます。カウンターにどかんと容器が置かれていて、取り放題。天ぷらがやってくる前にごはんがなくなります。
こんなにおいしい店ですが問題はアクセス。空港店といいつつ、ターミナルビルからはちょっと距離があるのです。普通はクルマで行くところで、レンタカーでもあればカンタンに行けます。でもほら、旨いもの食べるときはビール吞みたくなるでしょ。
福岡空港国際線ターミナルビルから見るとこんな感じ。撮影ポイントとして有名なアクシオン福岡のふもと、空港敷地が目の前というけっこうすごいロケーション。空港店という名前に嘘は1mmもありません。ちなみに隣は食べても食べても減らないことで有名な牧のうどん。
さて、ココにクルマ以外でのアクセスを考えてみましょう。
1・歩く
個人的にはこれがいちばんオススメ。飛行場好きにはたまらないウォーキングコースです。
なにせ、空港用地とフェンスひとつ隔てた道路を1.6km歩いているだけで着いてしまいます。帰りも歩けば腹ごなしになりますし、カロリーも消費できていいことづくし。空港用地に接していますのでアップダウンもありません。ちゃんと幅の広い歩道が整備されているので、カートをころがしながらでも大丈夫!
2・タクシー
当然のことながら、福岡空港にだってタクシー乗り場はあります。乗車待ちのタクシーが途切れることもありませんので、これを使って行けば、と思うところです。しかし、ここにやってくるタクシーはある程度の距離が稼げるのを狙ってきているそうで、あまりに近い場所までだと露骨に嫌がるとか、怒り出すとかいうトラブルがあったという話をいくつか聞いたことがあります。
3・バス
上の写真を見るとバス乗り場がありますね。そして、天ぷらひらお空港店のそばにもバス停があります。
さて、なんと読むでしょう。
正解は「むしろだかいかん」。このあたりの古い地名が席田だそう。ATOKすら一発で変換してくれません。ここを通るバスは行き先番号が37・38・39・43番。多い時で1時間に8本ぐらいは走っているようですので、ちょっと待てばバスが来るという感じでしょうか?
西鉄バスのサイトにある時刻表は結構使いやすいので、こちらで検索してみてください。
https://jik.nishitetsu.jp/
ちょうど、私が天ぷらを食べているときに隣にやってきた女子が、バスでやってきて天ぷらを食べつつ持ち帰りの塩辛も買い、バスで帰っていきました。
これらのアクセス方法はもちろん隣にある牧のうどんにも使えます。空港内にもうどん店が2つ入っていますが、牧のうどんの減らない衝撃もぜひ味わっていただきたいところです。