六花亭といえばもはや北海道を代表するお菓子の名店。マルセイバターサンドはおみやげやデパートの催事ではもう定番といっていい商品。大好きな人も多いと思います。
なぜか、マルセイバターサンドが函館名物だと思い込んでいたのですが、本社工場は帯広。帯広空港の中にもちゃんと店舗を構えておりました。その中で「3時間以内にお召し上がりください」という注意書きがある商品が。
サクサクパイ(写真上)がそれで、六花亭の中でも一部の店舗でしか買うことができない限定メニューらしく、ぐるぐる巻きのコルネっぽいパイ生地の中にカスタードクリームが入ってます。ソーセージみたいとか、ちくわみたいとか、スイーツとは縁もゆかりもないものばかりがたとえで出てきてしまうのがおっさんの限界。確かにものすごくサクサクしたパイと甘ったるさのないクリームは品のいいおやつという感じ。あっという間に食べちゃいました。
クリームの湿気をパイが吸ってサクサクパイがサクサクじゃないパイになってしまうため3時間以内に食べて、ということだそう。帯広から羽田まで飛行機が1時間40分、乗る前と降りた後のあれやこれやを考えれば、東京の山手線沿線あたりなら持っていって「さあすぐ食べて、いますぐ!」と言えばクリアできそう。ちなみに何店舗かで販売されてますが空港で買えるのは帯広空港だけ。
手前にあるのは「とかち帯広発」という商品。やはりサクサクのパイにラズベリーチーズクリームとホワイト生チョコレートがサンドされてます。こちらは3時間以内とせかされることはないのですが、当日中が賞味期限。甘さの中にラズベリーの酸味が広がり、こちらもそれほど甘ったるくなくパイとのバランスも絶妙です。