飛行場放浪記

飛行場が大好きなおっさんがなにか書いてます。たいてい何か食べたり吞んだりしてます。

文豪も愛した地元の味、松山鮓を空港寿司店からテイクアウト

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 松山空港のレストランの中には寿司店があります。店名が「すし処」。なにか書き忘れているように見えてしまいますが、これが店名のすべてです。店内はカウンターが中心のようで、愛媛県近海の魚を中心に、地酒もいただけるようです。

 持ち帰りメニューのなかに、ちょっと気になるものを見つけました。松山鮓(まつやますし)というちらし寿司みたいなもの。 地元の郷土料理だそうで、かの文豪たちも愛したものなんだとか。普通のちらし寿司と違うのは、寿司飯を作るときの合わせ酢に瀬戸内の小魚のダシがはいっていることだそうで、上に錦糸卵とともに地元の魚介類が載せられています。

 せっかくなので、垣生山の山頂で撮影の合間にいただくためテイクアウトすることにしました。発注からできあがりまで15分ほどかかるとのことなので、もし飛行機に乗る前に買うときは注意が必要です。

 旨味がたっぷりな寿司飯が載せられている具材の味を引き立てます。思ったより小ぶりな容器に入っていたのですが、具だくさんで満足できました。

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  垣生山の山頂には桜が植えられています。行ったときはまだつぼみは固い季節でしたが、満開の頃にはきっと見事なんでしょう。空港の土産物店で地酒や地ビールを買って、寿司をテイクアウトして花見、なんてのもいいなあと、寒風吹きすさぶ中思ったのでした。