熊本で麺類といえば、メジャーなのはやっぱり
熊本ラーメンですが、
熊本市の
ご当地グルメの
太平燕(
タイピーエン)も外せません。中国
福建省の郷土料理を、明治時代に華僑が日本で手に入る食材でアレンジして作ったのがはじまりだそう。春雨がメインで、たっぷり野菜が載った麺料理。
熊本市を中心としたエリアにしかない、日本生まれの中華料理で
ご当地グルメというちょっと変わった成り立ちのメニューです。
熊本空港の「ラーメンダイニングくすのき」で、この
太平燕が食べられます。 店名の通り、
熊本ラーメンがメインなのですが、先生に怒られるのが怖くてメタボ健診に行かないわたくし、ヘルシーな方にしときましょう。
見た目、ちゃんぽんっぽいです。上に揚げ玉子がのっかってるのがちゃんぽんとは違う雰囲気ですが、とんこつっぽいスープといい、載ってる野菜の種類といい、ちゃんぽんです。が、
野菜の下にあるのは春雨です。サッパリしているように見えて、スープとよく絡んでヘルシーメニューであることを忘れさせます。春雨じゃあ腹に溜まらないしなーと思っていたのですが、春雨も野菜も結構なボリュームなので腹いっぱい。別に発注した餃子とビールが効いているのはナイショです。
ちなみに、
熊本市内と空港を結ぶ空港連絡バスには、この店舗と隣の「和ダイニングりんどう」でグラスビールまたはソフトドリンクが1杯無料になる券が置いてありました。