フライトを終えて飛行機を降りてから、たいていの空港で長時間待たされることになる手荷物受取場。とくに羽田空港は到着便の数がおおいとか、スポットから手荷物を流す場所まで遠いとか、いろいろ理由があるにせよとにかく待ち時間が長いところ。早めに空港に行って預けられる荷物を預けてしまって、フラフラするのが好きなので、特に出てくるのが遅いのです(どうやら早く預けると、その分あとから出てくることになるらしい)。
大人はイライラしつつも待っているものですが、子どもはそうもいかないのかもしれません。羽田空港第1ターミナルビルの手荷物受取場にそんな子どものための粋な計らいがありました。空港のエプロン内でコンテナなどを引っ張ってるトーイングトラクター(通称豆タグ)の模型。子どもが座れるようになってます。
私が見た時は、子どもがおらず20代の若者が乗ってましたが、それなりの強度はあるみたいです。
その隣には、記念写真を撮るときに使う小物が。太めのストローにいろんな形の紙が貼り付けてあります。豆タグ同様、グランドスタッフさんの手作りなのでしょう。到着した便が関空発のものでビジネス客とかデッドヘッドの乗員さんが多く、あまり見向きもされてないのがあまりに不憫ですが、きっと土日とか夏休みには大活躍してくれるんでしょう。
すごいなーって思ったのはこのボード。黒板にチョークみたいなので手書きで書かれてます。そういうセンスのあるスタッフさんがいるんだろうなあ。さすがに日替わりってことはないんでしょうけど、次に行った時にどんなイラストになっているのか、ちょっと楽しみです。
なにより、荷物が早く出てきてくるのが一番ではあるのですが…。