さて、上の図はAIP JAPANから引用させていただいた、旭川空港と旭川飛行場の管制圏を表す地図。陸上自衛隊旭川駐屯地(今回の記念行事の会場)と民間の旭川空港と、文字にするととてもややこしい感じになりますが、隣接する2ヶ所に飛行場があり、どちらにも半径5マイルの管制圏が設定されています。旭川駐屯地は「旭川タワー」で旭川空港は「大雪タワー」というふうに使い分けており、重なり合う部分は高度によって分かれているようです。
ここで、ノータムのほうを見てみましょう。
FROM 16/06/18 05:00 TO 16/06/19 03:00D)18 0500/0700 19 0100/0300E)ACROBATICS:1 AREA : WI 8NM RADIUS OF ASAHIKAWA AD2 ACFT : 6T4F)300FT AMSL G)5000FT AMSL
旭川飛行場から半径8マイルで展示飛行を行うというようなことが書かれています。そのまま地図に当てはめると、旭川空港の管制圏にも入り込む形になるのですが、旭川空港のほうでは特にノータムは発出されておらず、第2師団のホームページに
旭川駐屯地より半径約5km圏内の場所においてもご覧になれます