セントレア開港以前にあった展望デッキの上に新たに作られた展望デッキは、以前に比べると狭くはなりましたが、柵がワイヤーになっていて写真が撮りやすく、ベンチもあるのですいていれば休憩もできます。展望デッキに入るエントランス部分にも多くのベンチがあり、酷暑だった8月はみなさんこちらで涼んで、無線で何か出てきたことを察知すると展望デッキに出てくるというスタイル。
三菱重工のエプロンも普通に見えるので、外でなにか作業をやっていれば、地上滑走などがなくてもMRJを見ることができます。フジドリームエアラインズのベースとなっているので、MRJのライバル、エンブラエルE170とのツーショットも撮れます。この写真でおよそ200mm相当。
三菱重工のエプロンも普通に見えるので、外でなにか作業をやっていれば、地上滑走などがなくてもMRJを見ることができます。フジドリームエアラインズのベースとなっているので、MRJのライバル、エンブラエルE170とのツーショットも撮れます。この写真でおよそ200mm相当。
ところで、MRJの初飛行について今日こんなニュースが配信されてました。
MRJ初飛行時、名古屋空港の展望デッキ閉鎖=Aviation Wire
閉鎖時期は10月25日午後6時45分から、11月1日午後6時45分まで。閉鎖するのは、展望デッキを含む旅客ターミナルビル3階で、一般来場者や空港勤務者をはじめ報道関係者の立ち入りも認めない。
なんとも残念なニュースですが、混乱を防止するためですから仕方ないでしょう。空港南側にある商業施設エアポートウォークでも、なんらかの措置がとられる可能性もあります。そうなると、空港南端と北端にある公園あたりが無難なポイントとなるでしょうか。
初飛行にこだわらなければ、これから見られる機会はどんどん増えていくはずなので、混乱が収まるのを待つのも一つの手だと思います。
このニュース、書いた方の感情があふれ出ていて、恨み節で一本記事を書いちゃった感が(笑)。
また、現在報道関係者に取材を認めているエリアは、愛知県が認めたMRJの整備用格納庫前のみ。取材に訪れる人数は国内外から350人程度だが、取材エリアが縦長な上、ペン取材と写真、映像の区別なく抽選となることから、日本の航空史に残る歴史的瞬間の記録に耐える写真や映像がほとんど残らない可能性がある。一方で、愛知県は航空宇宙関連の製造業について、県内への誘致を推進している。
写真や映像が残らない可能性はちょっと言い過ぎとは思いますが、これは地上でのセレモニーなどのことを指しているのかもしれません。まあ、撮りたいのに撮れない可能性が高くなると、いろいろ言いたくなる気持ちも分かります。
こちらの本で、名古屋空港の撮影ポイントについて簡単な解説を書いてます。
【2015.10.23 2200追記】
各メディアでMRJ初飛行の延期と伝えられています。ペダルの位置の調整が必要だとか。