三沢基地航空祭の開催前に記事にした、持ち込める手荷物の大きさに制限が加わった件。100席以下の航空機の機内持ち込みと同じ基準でやや厳しいのでは?と思ったのですが、個数の制限はないというのがちょっと不思議な規制でした。
航空祭当日、手荷物検査があったせいかメインゲートは長蛇の列ができていました。検査内容は荷物を開けて内容をチェック、問題がなければその後金属探知機でボディチェック。特に大きさのチェックを厳密にやっているという感じではなく、例示されていたクーラーバッグや折りたたみ椅子などあきらかに3辺100cmを越える荷物もスルーされていました。
私の目の前でアウトドア用のキャリーカートを持ってきていた人が止められて、結局ゲートの横において行かされていましたが、会場内に入ってみたら使っている人がたくさんいました。以前私が「転がすな」と言われたスーツケース状のバッグもスルー。
私のバックパックも厳密に計測すると、中に荷物をパンパンに入れていたため膨らんで100cmをわずかに上回っていたのですが、それほどビビらなくてもよかったのかもしれません。
手荷物検査があるということと、注意書きに無線機類の持ち込みを禁止する旨の記述があったため、航空無線を聞く受信機を持ってこなかった、という方もいらっしゃったようで、会場内で観客の方に「手荷物検査でなにかいわれなかったんですか?」と声をかけられるということもありました。
バッグを開けたところ、一番目立つところに2台も受信機があったものの、これも特に何も言われずにスルーでした。受信機なら、航空機の運航に支障を与えるような無線機とは違うのですが、米兵さんになにか突っ込まれても英語で応対する自信は全くありません。
【2015年9月16日追記】
ブログやTwitterなどで「手荷物検査で受信機の持ち込みを止められた」という記述がされているのを数件見つけました。私が通ったゲートの、対応した米軍の人がたまたまスルーしたのか、止められた方がたまたま運が悪かったのか…。