飛行場放浪記

飛行場が大好きなおっさんがなにか書いてます。たいてい何か食べたり吞んだりしてます。

蒲田の餃子の人気店にCAさんを探しに行ったら大物芸能人がやってきたハナシ

先日、テレビ東京系列で放送された「リトルトーキョーライフ」地球800周分飛んだ“空港”大好き男の回でこのブログの写真を1点使っていただいているという告知をこのTwitterでさせていただきました。

私が出たわけでもなく、ただ1点写真を使ってもらっただけですが、やっぱり地上波のテレビで自分の写真が流れるのはうれしいもんです。

出演されていたのは鳥海高太郎さん。

twitter.com

内容的には、羽田空港でのデートプランとか、テレビ的な雰囲気ではありながらもなかなかおもしろい内容でした。その中で、CAさんが蒲田の有名餃子店に集まるというハナシが。

 

これは事実かどうか確認しに行かねば、という理由を付けて有名でありながらなかなか食べに行く機会がなかった蒲田の餃子、食べに行って参りました。

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蒲田に土地勘のある知人に誘われるがまま京急蒲田の駅からずいずいと南側へと歩いて行くと明らかに中華料理の、というか餃子を焼いている匂いがする一角が。このあたりに数軒、中華料理店というか餃子店があるそうで、匂いの元にも納得。

「この店だと思うんだよねー」

土地勘のある知人が指し示した先には

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え、地下?別館?でかい看板にデジタルサイネージ?テレビで見て持っていた印象とはなんか違うなー、と思って階段を降りて店内に入ったらテレビで見たまんまの店内。ああ確かにこのお店がCAさんが集まると言われるあの店に間違いありません(いろいろな事情に配慮して店内の写真は撮ってないです)。

けっこう空いているように見えたのに、別室のような部屋に通されます。このあとかなり混んできたので、サクッと入れたのはラッキーでした。

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これまた勝手なイメージですが、老舗中華料理店だからおっさんが注文受けてじゃっじゃと調理して、たまに間違ったり忘れてたりするけどそれも味だよねーみたいな感じかと思ったら、テーブルごとにちゃんと端末があって、タッチパネルで注文。回転寿司屋かよと思いつつポチポチと画面を押しながら注文しますが、発注から到着までが早いし正確でびっくり。生ビールがあふれながらやってきたり、愛想がなかったりするけどぜんぜんOK。なにより早くて正確だから。

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餃子の前にやってきたトマト。冷やしトマトは居酒屋では定番化してますが、この盛り付けかたは初めて見ました。手前にあったのは砂糖。おそらく砂糖。子どもの頃、トマトを食べられなかった私に母が砂糖がけトマトを食べさせてくれたのを思い出す味でした。

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どーん。ゆで餃子!

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どーん。エビゆで餃子!お酒吞んじゃうとどっちがどっちか見た目で判断できなくなりますが、食べれば分かります。

餃子はもともとゆで餃子が発祥だと言いますが、旨味が抜けていくような気がしてあんまり好きじゃなかったゆでた餃子がこんなに旨く感じるとは。さすが名店です。

とはいえ、蒲田は羽根つき餃子発祥の地。羽田の近くだけに羽根に縁がある餃子が生まれるのは何かしらの理由があってのことでしょう(むりやり空港にこじつけました)。

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どわーん

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どがーん

いやー、噂には聞いていたんですが、この羽根つき餃子のインパクトはけっこうなもんです。無愛想な(おそらく中国から来て働いてらっしゃる)店員さんがテーブルにドンとおいて行くこの一皿にびっくりしました。

これがまたうまい。語彙力がどうのこうのいわれてもいい。うまい。

なんだろう、餡から出た旨味を吸ったのか、羽根と皮がなによりうまいんです。ここから写真がないのは、食べるのとしゃべるのに忙しくなったから。もう、ブログのこととかこの店にCAさんがよく来るとか、どうでもよくなるぐらい、旨いんです。

ふと、そういや今回はCAさんがほんとうにやってくるのかという検証記事を書くために来たんだったと、本来の目的を思い出し見回すとそれっぽいグループがひと組。それ以外は家族連れが多かったような印象。

航空関係者が蒲田あたりに泊まっているのはよく見るので、CAさんが餃子を食べに来ることがあってもおかしくないのでは、とは蒲田の事情に詳しい知人の弁。

そんなこんなしつつ、あれやこれれやをハナシのつまみにしながら飲んだり喰ったりしていたら店内で悲鳴が。緊迫した悲鳴じゃなく、いわゆる黄色い悲鳴。どかどかっとテレビクルーが入ってくるのが見え、LED照明が点けられているものの誰がいるのか分からずにいたら、なんとアイドルながら農家とか漁師みたいなことをしているメンバーの一人と、すっかり朝の顔になった福岡芸人のツッコミの方がいるではないですか。

待っている客が多い割に、店内ど真ん中のテーブルが空いてるなーと思っていたら、そういう対応のためだったんですね。つくづく、さくっと入れてラッキー。都会のテレビのロケをしっかり観察させていただきました(見るのは演者さんじゃなく、技術さんのほう)。

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このとき、知人にエアバンドの新しいアイテムのご紹介のために持ってきていたアノ会社のアレとあのアプリが入ったアレを持ってきていたので、デモンストレーション。エアバンドといいながら明らかにモードと周波数がおかしいです。ちゃんとアナログでしたが、どうも周波数がおかしいんだよなあ(笑)。

ま、そういうことで、蒲田で餃子を食べるとCAさんと知り合いになるのは無理かもしれないけどテレビに出てる人を見られたよ、というお話しでした。