毎度毎度、毎月この時期恒例の仕事の宣伝でございます。ヒコーキ写真の解説のようなものを連載させていただいているアヤシい雑誌ラジオライフ(三才ブックス)、今月はド定番中のド定番スポット、伊丹空港の千里川土手を紹介しております。土手だけにド定番。
そのほか、防府北基地航空祭レポートのページに数枚写真を提供しております。
今月は付録付き。航空祭に出かけたとき、受信機を使うのに便利なデータが載っている航空ショー完全ガイドが付いてきます。いつも仕事の宣伝ばかりではアレなので、この写真を撮ったときのことでも。
写真は静浜基地航空祭の前日予行で飛んだ時のブルーインパルス。本番は別の撮影があり行けなかったのですが、天気が良さそうだったので予行だけでもと折りたたみチャリを積んで焼津へ。
特に撮影場所を決めず、行き当たりばったりで大井川の河川敷あたりを走っていたら富士山がくっきりと見えてました。5月ともなると空気が霞んで遠くの山はぼんやりとするものなんですが。
この数日前、編集さんから「付録の表紙に使えそうなのなんか出して」と言われてたのを思い出し、富士山とブルーが絡みそうな場所をあわてて捜索。
富士山とショーセンターとなるであろう静浜基地のエプロンあたりが重なるような場所なら何かしら撮れるんじゃなかろうか、とiphoneでGoogleMap見ながらウロウロした結果
焼津市は風が強い。 pic.twitter.com/1cmAsmDQJt
— 飛行場放浪記 (@tomo_camera) 2018年5月19日
土手の上で視界もよく、高い建物もそれほどないのでいいポジション。歩道がないうえ大型車がよく通るおそろしい道路だったんですが、チャリは河川敷のサイクリングロード脇に止めて土手の斜面に体育座りで待機。
時間になり、ブルーはどこから来るのかとキョロキョロしていたら、左手からデルタ隊形で進入
1パス目で撮れたのが表紙に使ってもらったコレ。デルタローパスで入ってきたのは予想外でしたが、いい具合に富士山とコラボしてくれました。横位置もアリですが、今回は表紙使用前提なのでかなり空きを作った(文字載せスペースを確保するため)縦位置で。
このあと、隊形をかえて2パスあったのですが会場から見て前方向からの進入だったため、このポジションではいまひとつ。
チェンジオーバーループは会場後方から進入する課目なのでこちらからすると絵になる方向。コレも捨てがたいところですがやはり機数の多さと隊形のキレイさでいくと最初のものが上。
機体と富士山がかぶってくれたのはバックトゥバック(?)のとき。このころから次第に富士山のまわりに雲が湧いてきて、視認しにくい状態になってしまったので、最初のカットは奇跡的に撮れた一枚となりました。
基地の近くだとアップで撮りがちなフェニックスロール遠くで見てると、おおロールっちゃあこういうことよねってのがよくわかる気がする pic.twitter.com/Q96twJPFUi
— 飛行場放浪記 (@tomo_camera) 2018年5月19日
いつもとはかなり違う位置から予行を見てみましたが、飛び方とか見え方とかがすごく新鮮でよかったし今後の参考になりそう。写真はローリングコンバットピッチ pic.twitter.com/WWM8bgCs6q
— 飛行場放浪記 (@tomo_camera) 2018年5月19日
いつも航空祭の本番と予行は基地外周か基地内からみることがほとんどですが、たまにはこうやって違うところで見てみるのもいいもんです。